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2017.04.18

【A面】1校だった学童保育がもうすぐ20校に! 無計画さと着実な計画性をあわせもつリックキッズ株式会社代表森本潤さん

【インタビュー「企画人」 】
「企画人」は自由だ。働き方も自由だ。理想と現実のギャップを埋めるチカラ、「企画力」があれば、仕事も、はたらきカタも、プライベートも、人生はもっと自由にデザインできる。多様な企画力を駆使してその人らしい生き方を実現している先人たちを訪ね、「A面:生き方・働き方」「B面:企画のポイント」をテーマに話を聞く。

 

 

今回の企画人は、東証一部上場のコンサルティング会社でコンサル営業を7年したのち、学童保育の経営を譲り受け、1校だった学童「LIC Kid’s」を17校まで増やしている森本潤さん。学童をやりたくて会社を辞めた訳ではなく、何をするか決めずに会社を辞めたのち、思いがけず人から譲りうけた学童経営をすることに。そんな無計画さと、経営を始めてからの着実な計画についてお話を伺いました。

 

※記事は【A面―生き方・働き方】と【B面―企画のポイント】の2回に分けてお届けします。本記事は【A面】です。

 

向こうから事業がやってきた?!

 

Q.なんで学童保育の事業を行おうと思ったのですか?

 

とくに学童保育が昔からやりたかったという訳ではなくて。2008年に前職を生かしてPRの仕事で創業したけどあまりうまくいっていない頃に、学習塾をやっている前職時代のお客さんから「引き継いでいただけないでしょうか」と声をかけてもらいました。話があったから引き受けた、それがきっかけです。2009年1月に引き継ぎました。

 

やることは決まっていなくても時期が来たから会社を辞めた


 

Q. 前職を退職されるときは学童保育をやろうなんて思っていなかったんですね。どうして退職されたのですか?
 

地元の友人の親で経営者の方がいて、よく遊んでもらっていたりしたことから、いつかは自分で事業をすると思っていました。就活のときもそのつもりで、当時「独立輩出期間機関」とうたっていたコンサルティング会社に入社しました。そして、5年でやめようと思っていたのですが、タイミングを逃して結局7年目にちょうど上司が変わったタイミングで辞めました。特に何をやりたいとかもなく、時期がきたから辞めただけです。
 

Q.前職の経験で今の事業に生かされていることはありますか?

 

学習塾に、立ち上げ支援、FC開発などをやっていました。今の教室事業、会員事業のやり方は前職の会長自らに教えてもらいました。採用とか初期の販促、保護者のクロージングなどもそこで教わったと思います。例えば1回目の保護者説明会に、会長自ら説明に入り、普段はスーツ姿ですが、服を変えて登壇しているのを見て、そこまでやるのか! と思ったのを覚えています。
 

全国はまだ狙わない。着実に面で首都圏をおさえる!


 

Q.学童保育の事業をはじめて、1番大変だったことはなんですか?

 

学童保育は教室を出してから1年半くらい経たないと黒字化しません。そんな中、2校目を出して1年後に追加2校を開校した際に資金が厳しく、個人でやっていたコンサル事業の方から赤字を埋めていました。ただ、そこで無理をして2校出したことで立ち上がりが早くなったと思います。

 

Q.2009年に1校を引き継いでから、2017年3月現在で17校。今後は全国展開なども見越していますか

 

綾瀬校のFC以外は、基本的にドミナントなので1校がいっぱいになったら、分けて次を出すとうい方式で増やしています。面で展開する方が、送迎をやっている分、効いてきます。江東区からはじめて、近隣の江戸川区や墨田区と広がり、千代田区はこえられないので、その上下ということで、文京区と港区に出しました。

 

地方や海外というお話もありましたが、まだまだ首都圏は出せるので、まずは首都圏をおさえたいと思っています。

 

・・・・・
学童保育事業というと、「子ども」「教育」に対しての熱い思いを語られるかと思っていましたが、淡々と『事業』として語られる森本さんの姿が印象的でした。引き継いだ学童保育のサービス内容で過剰サービスを辞めるなど、事業としてシンプルに変えていかれた話などを【B面】では伺います。また、淡々と語っていた森本さんのその根底にある思いは、「子どもも大人も楽しく」ということ。子ども達が将来について考えるイベントなど、LIC Kid’sの面白い取り組みをはじめた経緯なども合わせて伺いますので、お楽しみに!

 
<つづく>

この記事の筆者

yoko koga

こが ようこ

IT企業にてSE、営業として働き妊娠を機に退社。地域でママ向けのイベント・講座を行う団体の代表をしている。 住んでる地域を楽しいところにしたい!という活動を展開中。好きな言葉は「なんとかなる」、子育てモットーは「死ぬこと以外はかすり傷」。