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2015.12.28

「悩む」と「考える」の違いを理解すると、仕事も人生もうまくいく?!

 

【 企画のいろは 】
そもそも企画って何? 企画力を身につけるにはどうしたらいいの――? この連載では、ゼロからでも始められる企画のあれこれをつぶやいていきます。

 

「悩む」と「考える」をイラストで表した画像

 

「悩む」と「考える」の違いってなんでしょう?

 

「悩む」と「考える」の違いはなにかと問われたら、あなたは即答できるでしょうか?

 

仕事やプライベートでいろいろな人の話を聞いていると、よく「何度も考えているんだけど、わからなくて……(ため息)」というシーンに遭遇します。

 

そこでさらに話をよくよく聞いてみて思うのが、いやいや……それは「考える」でなく「悩んでる」んでしょう……という人が多い……! という事実。

 

でも実はこの2つの違いを理解しておくことは、結構重要。少なくとも、私自身はこの違いを自覚することによって、だいぶストレスもなくなり、物事が前に進むようになったような気がします。仕事もプライベートももっとスムーズにうまくいくかもしれないこの違いについて、あくまもで私なりの解釈になりますが、今回はお話してみたいと思います。

 

「悩む」は、ゴールがなくさまよっている状態のこと

悩んでさまよって老いることを表したイラスト画像

 

まず「悩む」という状態は、ゴールがなく、例えるなら、森のなかをさまよっているような状態。

 

ゴールがないから、ループするんですね。あっちでもない、こっちでもないと、木(目先の問題やトラブル)にぶつかるごとに右往左往してしまって、「いったい私、どこに向かっているの?」と、自分の心身ともに疲れてしまう状態です。

 

というと「じゃあこれは非生産的で不必要?」という声も聞こえてきそうですが、プライベートの時間なら、人間ときには悩みたいもの。特に女性にはただ悩んでいる状態に共感してほしい……という気持ちを持つ人も多いというのも頭の片隅においておいて。

 

仕事ができる男性にありがちなのですが、女性からプライベートで悩み相談を受けて、解決策を提示したり、「で、どうしたいの?」を連発すると、反感を抱かれることにもなりかねません。「ああ、今この人は、解決したいのではなく、悩みたいのだな」と心の中で理解して共感することも、ときには必要です(笑)。私は仕事ができる男性ではありませんが、ときどきやらかしてしまうこともあるのですが……。

 

「考える」は、なんとかしてゴールに到達しようと工夫すること

岩にぶちあたったことを表したイラスト画像

 

「悩む」に対して「考える」という状態は、まず目指したいゴールがあり、そこへ到達するために、どうやって課題を解決するか? を探り、工夫しようとしている状態。

 

例えばイラストのように、目の前に大きな岩(石?)があり、向かいたいゴールは、その岩の先にあるとします。この目の前にたちはだかる大きな岩(課題)を、どうやったら越えられるのか、知恵をしぼるのが「考える」です。

 

この岩を、のぼるのか、砕くのか、避けるのか、どうやって越えるのか。ひとことでいうなら、「で、どうする?」の思考です。この「で、どうする?」がベースにあると、森の中でさまよってループすることにはなりません。課題が定まっているので、「で、どうする?」を考えるだけです。

 

プライベートの人間関係だってそう。例えば「苦手だな……」という人がいるとして、「じゃあ、どうする?」です。その人との関係を改善して継続したいのか、それとも距離を置くのか。決めたら、そのためにどうするかをあとは実行していけばいいんです。

 

課題を定まらないまま、なんとなく動いてしまうから、多くの問題にぶつかり、心身を消耗してしまう。そうじゃなくて、企画は、「考える」もの。課題に対してきちんと向き合い、常に「で、どうする?」思考を働かせることが大切なんですね。

 

まとめ

 

  • 企画を考える上では、「悩む」と「考える」の違いを理解しておくことが大切
  • 「悩む」は、ゴールがなく、さまよっている状態で、ループしてしまう
  • 「考える」は、課題を定め、向き合い、ゴールに到達するための道すじを考えること

 

P.S. でも、ときには「悩み」たいこともあるのが人間というもの。重要なのはふたつの違いをしっかりと認識して、時と場合において使い分けることですね……!
 

 

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この記事の筆者

粟田 あや

粟田 あや

化粧品、コンサル、人材業界を渡り歩く。営業から企画、採用を経験し、独立。コーポレートブランディング・教育・商品開発・PRなど、ブランディングにまつわる幅広いプロジェクトに日々奔走(迷走?) モットーは「迷ったらやっちゃえ」