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2017.04.11

リーダーがいない!? 全員が周りを巻き込む!? 急成長を遂げるツクルバのチーム力とは?


 

こんにちは、道端です。
「チーム力」ってなんだと思いますか? いろいろあると思いますが、「リーダーがいない」チームで、急成長を遂げているという最近注目の株式会社ツクルバさんに伺い、その秘訣を聞いてきました!

 

「場の発明を通じて欲しい未来をつくる」ことをミッションに掲げ、実空間と情報空間を横断した場づくりを実践する場の発明カンパニーとして、今急成長を遂げている株式会社ツクルバ。その中でも、今までにない視点から、東京にある中古リノベーション住宅の紹介をしていることで話題となり、2016年にグッドデザイン賞を受賞したのが、オンラインマーケット「カウカモ」。今回はこのカウカモを担当されているエンジニアの中村さんにお話を伺いました。

 

中村さんの紹介
新卒で入社した会社でエンジニアとなり、その後大学院にて社会統計学を学ばれ修士課程を修めたのち、現場に復帰。その後、自分の力だけでは成し遂げられないようなより大きなことをしたいとツクルバへ入社され、「カウカモ」の立ち上げに携わり、現在はそのエンジニアチームをまとめていらっしゃいます。

 

メンバーは「職種」ではなく「人」で選ぶ。それぞれが周りを巻き込み、判断すべき人が判断していくからバランスが取れる


 

現在は、8人のチームで動いています。1人がデザイナーであとの7人はエンジニア。みんながプロフェッショナルです。課題解決や、新しい価値を提供するというエンジニアとしてやりたいことをやる時に、リーダーはいらないと思っています。

 

何かを成し遂げたいと思う時、自分一人ではできないから、自分の能力を最大限生かせるように、各々が周りを巻き込んでいく。リーダーがみんなを巻き込むのではなく、それぞれのメンバーが、それぞれを巻き込む。だからバランスが取れています。

 

判断も、その時その時で判断すべき人が判断する。例えば、それに精通している人や、ある分野で尖った人など。だから、チームの作り方もアイデアを思いついた人がメンバーを「職種」でなく「人」で選んでピックアップします。
と中村さんは話します。

 

「職種」ではなく「人」でプロジェクトメンバーを選ぶというところに秘訣がありそうです。具体的に伺ってみると・・・・・・。

 

プロジェクトメンバーを決める際に、「このプロジェクトを成功させるには、何が必要かを考えます。職種のラベルの世界では、抽象度が高すぎるため、職種で決めるというより、誰と誰と誰が必要か、という判断をして決める。職種ではなく、もっと個人を見て判断しています。

 

どんなバックグラウンドを持ち、どんなマインドを持っていて、どんなことを成し遂げたいと思っているのか。そのため普段から「個人」を知るためのコミュニケーションは多くとります。これは会社が大きくなっても大事にしていくポイントです。

 


 

ツクルバでは、この「個人」を知るためのコミュニケーションの機会がたくさんあるそうです。こちらは改めて別記事にてご紹介させていただきます!

 

特定のまとめる人がいないと、スケジュール管理や、会社でのプロジェクトの立ち位置など、各プロジェクトでバラバラになりそうですが、それも特に決まった人がいるわけではないようです。ではどのようにまとめているのでしょうか。

 

ビジョンが同じ。だから特定のまとめる人がいなくてもバラバラにはならない。時にはプロジェクトが大きくなりみんなで動くことも


 

ツクルバにいる人はみんな、ツクルバのビジョンに対して、共感し、再解釈しています(ツクルバのオフィスにはいたるところで理念のボードが目に入る)。再解釈、つまりビジョンに共感し、納得したで終わらず、みんな自分ごと化してツクルバのビジョンが語れる。そしてそれぞれビジョンに対して成し遂げたいという強い思いがあるから行動に移し、周りを巻き込んでいく。

 

自分なりの解釈はそれぞれ持っているが、みんな違った解釈を受け入れている。だから、アイデアも出しやすく、至る所でアイデアがどんどん生まれるし、プロジェクト化していきます。いろんな所でプロジェクトが生まれているけれど、みんながそれぞれを巻き込んでいくから、バラバラになることはなく、必要であればどんどん人を巻き込んで大きなプロジェクトとなることもあります。
と中村さんは話します。

チーム力の秘訣は「山の頂点」をみんなが把握していることにあり

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中村さんのお話を聞いていると、まさに企画を考える際の課題解決の道筋「山の頂点」をみんながそれぞれ目指しているという印象を受けました。

 

山の頂点の認識は一緒であり、その道筋(アイデア)がそれぞれプロジェクト化して登って行き、時に道が一緒になったり、大きくなったりしながら、みんなで山の頂点へ向かっている。全員、「何が課題か」をしっかり把握した上でアイデアを出し、さらにそれぞれが周りを巻き込んでいくので、バラバラにならずにすむのですね。

 

たくさん動いているプロジェクトを把握する工夫について伺いました。

 

定例会議はいらない! なぜなら最速を目指すから


(各プロジェクトの進行を確認する大きなホワイトボード)
 

各プロジェクト内では情報共有を目的とした定例会を設けてはいません。なぜならみんな最速を目指して動いているから、会議を待たずして必要であればすぐ周りを巻き込んで話し合います。でも、プロジェクトが並列でたくさん動いているし、各プロジェクトが互いに影響しあうこともあるため、他のプロジェクトの動きや、マイルストーンなどは意識して把握します。

 

会社には大きなホワイトボードがあって、それで他のプロジェクトのポイントを共有しています。総会はビジョンや戦略のチューニングを目的としていて、こちらは定期開催しています。

「チームで動く」ことを大切にする、そのためのオリジナルな工夫

 

エンジニアって個人で動く部分も大きいけれど、チームとして動くことへの意識は高くて、「最終的に手を動かすのは個人だけど、心はチーム」という考え方、これに共感できる人が集まっています。みんなそれぞれビジョンに対して叶えたいことがあるから、チームで動くことを大事にしています。一人でできることには限りがあるけど、チームになれば叶えられるから。

 

エンジニアチームでは、一つ一つのプロジェクトを忘れないために、プロジェクトにそれぞれレコード名をつけていて、発案者とメンバーも一緒に記録しているそうです!

 

プロジェクトが終わるとそのレコードをかけたりします。だから、レコードをかけると、「ああ、あのプロジェクトか」と思い出すことができる。プロジェクト一つ一つに思い入れがあるんです。 
と中村さんは楽しそうに話してくれました。

 

 


 

おわりに

 

ツクルバのエンジニアチームのチーム力をまとめると・・・・・・

  • 全員がツクルバのビジョンに共感し山の頂点を理解した上で、それぞれが再解釈しているから主体的な行動に移すことができ、周りも巻き込むこと(チームを作ること)ができる。つまり自分で企画もするし、チームも作るし、判断もするし、リーダーの役割をすることもあるし、ある種、全員が自分の職種を越境している
  • 「職種」ではなく「人」を把握した上でチームを作っていること
  • 「個人」ではなく、「チーム」として動いているという意識を高く持っていること
  •  

    今、ツクルバでは積極的に採用を行っているそうですが、チーム力を維持するために、どんなに大きな組織になっていっても、これらは意識し続けなくてはならないことだと中村さんは話していました。どんどん大きく、そして事業が広がっているツクルバ、これからますます注目の会社になりそうですね!
     
    ツクルバの採用ページはコチラからどうぞ!

     

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    この記事の筆者

    道端咲恵

    sakie michibata

    道端咲恵(みちばたさきえ) 化粧品会社の広報を経て、出産を機に退職。現在は二人の男の子育児に日々奮闘しながら、リモートワークを活用した働き方にチャレンジ中。趣味は、ストリートダンス。元ダンサーのママ達で結成されたストリートダンスサークル「mamastreet」の運営に携わり、イベント等出演。