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2016.07.25

7年間で2名から650名に! 急拡大に成功した急成長企業、ビズリーチの採用の企画力とは

ビズリーチ

 

こんにちは、企画ラボ編集部「採用の企画力」担当の中村です。

 

少子高齢化が加速し、生産年齢人口(15〜64歳)の減少は止まらない日本において、優秀な人材獲得競争が日々激しくなっている昨今。世の中の採用手法も、人材紹介会社や求人媒体を活用して応募を待つ採用から、“優秀な人材を自ら獲得しにいく”マーケティング発想の「攻めの採用」への大きな転換点を迎えています。

 

そんな優秀な人材獲得が過熱するここ7年で、社員数2名から650名までの急拡大に成功した急成長企業があります。近年、テレビCMでもおなじみの「即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト」などHR×Tech領域で事業を展開する株式会社ビズリーチです。

 

同社の人事本部人財採用部 部長である、坂本 猛さんにお話を伺い、その急拡大に成功した急成長企業の採用成功の秘訣に迫ってみました。

 

優秀な人材は、とことん追いかけ、魅力を語り、振り向かせる

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「これまで日本で行われてきた従来の採用手法は、人材紹介会社に依頼をしたり、求人広告を出稿し、空いているポストの適任者の応募を待つ“待ちの採用”が主でした。ですが、ビズリーチでは、常に優秀な人材を追いかけ、できるだけ多様な人材にあたり、潜在層の人材にもアプローチをし、自社の魅力を伝え、優秀な人材を振り向かせる。そして、その仲間集めを、全社員で行ってきた。それが、私たちの採用活動です」と坂本さんは話します。

 

企業名や知名度に捉われない“攻めの採用”を実施し、7年で2名から650名までの急拡大を成功してきた同社。企業が主体的・能動的に採用活動を行う海外で主流の「ダイレクト・リクルーティング」を、創業当初から実行し成功させています。

 

なかでも、これまでのスタンダードとしてポストありきの採用活動が主流だったところを、優秀な人材であれば、転職潜在層にもアプローチして、リスト化してタレントプール化し、1年、いや、長いと3年ほどかけて、連絡を取り続け、中長期的な視点で採用していくという、採用の“本質”を追求する発想の転換が、同社の「企画力」と言えるでしょう。

 

ここから、ダイレクト・リクルーティングにおける同社の“ノウハウ”を少しずつ紐解いていきます。

 

事業や組織づくりの“喜び”を全社員で体感し、分かち合う「リファーラル・リクルーティング」

ビズリーチ坂本猛さんの画像
 

なかでも、「当社の採用の強みは、社員の人的ネットワークを活用した口コミ戦略である“リファーラル・リクルーティング”です」と坂本さんは話します。

 

「リファーラル・リクルーティング」とは、社員紹介による採用手法のことです。同社では、現在の社員数の4割以上が社員紹介で入社しているとのこと。なかでも、現在の経営陣は全員、代表取締役社長の南氏のつながりだといいます。

 

「社員紹介で採用するメリットは、より優秀な仲間を採用することができることはもちろん、離職率を低く抑え、採用コストも抑えることができると、いいことづくしですが、一番のメリットは、社員全員で事業や組織を創る“喜び”を感じられること。社員紹介は、全社員で取り組むもの」

 

「創業当時からリファーラル・リクルーティングを進めるプロジェクトが業務の一環として進行しており、現在でも全社横断で取り組む施策が社員紹介です」と、坂本さんは話します。

 

社員の企業への“求心力”を“採用力”に活かし、社員全員が自社の魅力を他者に伝えられる状態をつくること。そして、個人が SNSなどをはじめ、情報発信していく仕掛けをつくること。そして、それを全社員に根づかせること。

 

まだ知名度がなく、ブランド力ができあがっていない数年前の当時の同社の状況下でも、優秀な人材を確実に仲間に入れることのできるその強力な“採用力”と物事の「本質」を見極め、発想の転換をしていける“企画力”が、同社の急拡大を成功させ、現在の急成長につながっていると感じます。

 

そして、ビズリーチの採用戦略から見える、いまの人事に求められる“企画力”を、これから深堀していきたいと思っています。

 

次回は、 「中途入社者の4割以上が社員紹介! ビズリーチの採用企画力の肝! リファーラル・リクルーティング」をお届けします。

 

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この記事の筆者

中村彩織

saori nakamura

働く女性のキャリア支援を行う株式会社STORIO代表取締役。 人材系ベンチャーの法人営業、大手ITサービス企業の人事を経て1回目の起業。その5年後に現職(2回目)の起業を経験。東京生まれ、東京育ち、インテリアをこよなく愛するHR領域のヒト。