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2020年8月18日

ヴィーガンに興味がある20代男性に聞いてみた!柔軟なベジタリアン生活を送る「フレキシタリアン」とは?

話題の「フレキシタリアン(Flexitarian)」という食生活スタイルをご存知ですか?

柔軟な、という意味のフレキシブル(Flexible)と、菜食主義を示すベジタリアン(Vegitarian)からできた言葉です。

基本的には植物性の食品を中心に、時にはお肉や動物性の食品も食べるという、柔軟な食生活です。 例えば、平日は完全菜食だけど、土日はお肉やお魚を食べる!なんてスタイルもOK。 日本では「ゆるベジ(ゆるベジタリアン)」という呼び名でも浸透し始めています。

ベジタリアンやヴィーガンになるのは、ちょっとハードルが高いかも・・・・・・ そんな方も毎日の生活に取り入れやすいことから、新しいスタイルの食生活として、いま注目を集めているんです。

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今回は、食べ盛りの20代男性(!)でフレキシタリアンライフを送っている中田さんに話を伺ってみました。普段は、消費材メーカーで会社員生活を送っている中田義基さん。 フレキシタリアンならではの日々の楽しみ方や、気になる健康面のことなど伺いました。

“コロナ禍”でできた、自分自身と向き合う時間が今までの価値観をガラッと変えた

ー「フレキシタリアン」という食生活を知ったきっかけを教えてください。

中田:フレキシタリアンという考え方を知ったのは2020年5月です。 コロナ禍で、外出自粛や仕事も在宅勤務が中心になり、自分1人の時間が増えました。 時間的にも精神的にも余裕が生まれ、いつもなら考える余裕がないことにも関心を向けられるようになったんです。


そんな中、Netflixで、人権(LGBTや黒人など)や環境、経済など様々なジャンルのドキュメンタリーを観るようになり、「COWSPIRACY〜サステイナビリティ(持続可能性)の秘密〜」や「ゲームチェンジャー スポーツ栄養学の真実」という作品と出会いました。 これらの作品では、環境問題の最大の原因と真実、そして動物由来よりも植物由来の食品の方が、身体的パフォーマンスを上げられることなどを知り、度肝を抜かれました。今までの価値観がガラッと変わりました。 (俳優で実業家、ボディービルダーでもあるアーノルドシュワルツェネッガーさんもヴィーガンだと公言されています。)


植物由来のものがメインの食生活の方が、環境問題や自分の身体にも良いと知り、調べていた中で「フレキシタリアン」という素敵な概念を見つけたんです。


0か1ではなく、自分のできる範囲で。楽しみながら、ヴィーガン食と向き合う



ー普段はどんな食生活を送られていますか?

中田:普段は、簡単に言うと「自炊の時はヴィーガン食(肉、卵、乳製品を食べない)。外食(誰かと一緒に食事する時)は、何も気にせず食べる。」というざっくりとしたルールで生活を送っています。


ー自炊の際は、どんなものを召し上がっていますか?

中田:自炊で一番難しかったのは、「タンパク質」を探すこと。お肉を食べない分、代わりのタンパク質を探す必要があります。 私はヴィーガン食を心掛けていて、なるべく卵も食べないようにしているので、納豆、豆腐、湯葉、おから、ソイミートなど大豆で出来た食品で補っています。写真は、ソイミートで作った麻婆ナスです。 最近は、手頃で「食べた感」がある厚揚げにハマっています。炒め物などにも使えます。

ソイミートは、他国と比べるとまだまだ日本では普及していなく、近くのスーパーなどでは取り扱いも少ないので、ネット通販で買ったりしています。ちなみに、プロテインも大豆由来(ノンフレーバー)のものに変えました。豆乳のような風味なので、私は飲みやすいです。

ー「外食では、気にせず食べる」とのことですが、何を召し上がられていますか?

中田:自分1人のときや、ヴィーガンに関心がある彼女と食べる時は、なるべくヴィーガンやベジタリアンのお店を探しています。必然的に今まで行ったことのないお店ばかりなので、探すのも行くのも楽しいです。 写真は、銀糸町 SASAYA CAFEのテンペカツライス(写真内奥)と豆腐サンドウィッチ(写真内手前)です。 お店の雰囲気も素敵でした。

しかし、友人や会社の人との食事や飲み会では、特にセーブはせず、お肉やお魚もいただきます。 元々「毎日お肉を食べないと食べた気がしない!」という性格だったので、今もお肉が大好きです。 日本にはまだまだヴィーガンのお店は少なく、お店を探すのは正直大変ですし、相手に気を遣わせてしまうのも嫌なので、動物たちに感謝しながら、お肉やお魚もいただきます。

そこが「フレキシタリアン」の良いところですよね。「0か1」ではなく、自分のできる範囲で無理せず続けることができる。 1週間のうち、5日ヴィーガンになることができれば、以前と比較して、70%以上、環境にも自分にも良いことができていることになります。 この言葉を作ってくれた人に感謝したいです。

フレキシタリアン生活をはじめて訪れた、身体と意識の変化

ーフレキシタリアンになってから、ご自身の中での変化はありましたか?

中田:身体に良い変化がありました。特に、お腹周りと肌。 元々運動せずとも細い体型でしたが、20代後半に入り、お腹周りに脂肪が付くようになりました。 前だけでなく、横にも付き出した時は、「これが歳か・・・・・・」と。 フレキシタリアンになってからは、お肉をあまり食べなくなったことで、自然と、タンパク質は摂りつつ、脂質を減らせるようになりました。その結果、お腹周りもだんだんスッキリしてきました。

肌は、元々中学生から現在の20代後半まで、ずっと悩まされていたニキビが治るように。 色々な薬や洗顔、化粧水を試したり、病院で処方してもらったりしましたが、なかなか治りませんでした。 ところが、お肉をあまり食べなくなったり、植物性のものを多く摂取するようになったりしてから、肌質がどんどん改善されるのを感じています。

また、食生活を変えたことで、環境意識が高まり、日用品も環境に良いものを使うようになりました。歯ブラシをプラスチック製から竹製に変更したり、ベランダでコンポストを使用したり。 おしゃれなデザインのものも多いので、街中やネットで探してみるのも楽しいんです。

最後に!これだけは絶対お伝えしたかったことがあるんですが、いいですか?

フレキシタリアンを知らない方に、伝えたいこと。

ーぜひ!どうぞ!

中田:会社などで「最近フレキシタリアンになったんです。」と話すと、「変な宗教にハマっちゃったの?」と冗談まじりで言われたり、「ガリガリになっちゃうぞ」「頭が回らなくなるんじゃない?」なんて言われます。 「ヴィーガン=野菜しか食べていない。ちゃんと栄養は取れているの?」というイメージを持たれているからです。

実際、僕もそうでした。動物性の食品を取らないとバランスが悪いんじゃないか、満足感を得られないのではないか、そう思っていました。 しかし、タンパク質をはじめ、ほとんどの栄養素は植物由来の食品で代替出来ます。むしろ、その方が身体に良いんです。

世間の理解が広まるには何十年もかかると思います。「将来の子供のために良い社会にしたい!」「地球を守るためにがんばらなきゃ!」と思うと、大事(おおごと)すぎて他人事に感じるかもしれません。でも、今の自分にプラスになる!と思ったら、急に始めよう!という気持ちになりました。

フレキシタリアンは自分のペースで進められるので、これから少しずつ、フレキシタリアンをはじめたいと思う方が増えるといいなと思います。

おわりに



最近、おしゃれなヴィーガン専門店が増えたり、ヴィーガンのメニューが増えてきたりしていることから、話題にあがることも多くなってきました。これらのトレンドから、ヴィーガンやフレキシタリアンに対してのイメージが変わっていくことに期待しているという中田さん。

いきなりヴィーガンになるのはハードルが高い気がしますが、自分のペースではじめるフレキシタリアンなら、気軽にはじめられそうな気がしますよね。

ヴィーガンをきっかけに、作ったことのないレシピに挑戦してみたり、今まで知らなかったお店に行ってみたり、身体や意識の変化を楽しんだり。 皆さんもぜひ楽しみながら、日々の生活に取り入れてみませんか?

ヴィーガン食にトライしてみたい!という皆さんには、こちらの講座もおすすめです。ぜひご参加ください!


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ライター 小池彩乃
学生時代にニュージーランド、ノルウェーでの留学を経験。サステイナブルに興味を持つ。早稲田大学卒業後、外資系通販企業にてEC企画・マーケティングを経験。いまは株式会社アイクリエイトにてPR、SNS運営、ライター業務などを担当している。

未来のライフスタイルをつくる共創型コミュニティ。コミュニティ発のオリジナルプロジェクトや、クライアントにあわせたオーダーメイド型プロジェクトなど、様々なスタイルのチームアップで、未来につながる価値を生み出します。 詳しくはこちら