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2020年2月5日

100年ものの日々のうつわを伝統工芸士と共同開発

日本の伝統工芸の1つ「漆器」。その漆器の特別なうつわというイメージから、暮らしに寄り添う”普段使いのうつわ”として漆器により親しみを感じ、活用してもらえるよう、川連漆器の伝統工芸士さんと、Plannersで開発したものが、「SHIKI Kawatsura」(シキ カワツラ)シリーズの第一弾商品「MARUWAN」(マルワン)です。


暮らしになじむ色にこだわる、春夏秋冬の4色展開

シリーズ名の「SHIKI Kawatsura」の「SHIKI」は〈漆器と四季〉(SHIKKI/SHIKI)をかけ、四季を表した4色展開としました。今回、色にこだわったのは、日頃、漆器に馴染みがない方にも手にとっていただきやすく、さらに”普段使いのうつわ”としてさまざまなシーンで利用できるようにするためです。


様々な色の組み合わせで多くの方にアンケートを実施しながら、外側は、重ねた時に統一感の出るように、白(※)で統一し、中は4色展開に決まりました。入れる食材によってイメージが変わること、またInstagramなどで上から俯瞰で撮ったときにも色が見えるように中の色を選びました。
※外側はソフトベージュのように見えますが、これは漆の白になります。





・MARUWAN 春:オリーブ色 春の生い茂る若草や草原、青葉をイメージ
・MARUWAN 夏:青色 夏のくっきりとした青空や海をイメージ 
・MARUWAN 秋:朱色 秋の色づく山々の紅葉をイメージ
・MARUWAN 冬:黒色 冬の寒さやほの暗さ、凛とした空気感をイメージ


子どもの成長に寄り添ううつわ




MARUWANの大きさは、みそ汁用としてだけでなく、スープ、カフェオレボウルやデザートなどを入れる器として、様々なシーンで使いやすいものにしました。


また様々な方の意見を聞く中で出てきたのが、子どもにいいものを使って知って欲しいということ。実は漆器は、熱が伝わりづらいことや、軽いことから子どもとの相性がいい器です。小さい頃から本当にいいものを使ってほしいので、子どもでも持ちやすいサイズにこだわりました。子ども用としてスープ以外にも、うどんやご飯のとりわけ用のお皿に、赤ちゃんがいる家庭では離乳食用にと使い勝手が大変良いと評判です。


使えば使うほど味わいがでる漆器。小さいうちからお子さまの成長とともに長く使い込むことで愛着が湧き、ものを大切にする心も育みます。


ほかには、伝統的な漆器椀と違い、あえて「高台」(こうだい:底に設ける支えの台)をなくしたため水がたまらず、機能的衛生的に使えます。また10回以上漆を塗り重ねた艶やかなMARUWANは、とても洗いやすいという感想もいただいています。


伝統工芸だからこその逸品

国内に漆器の産地は多数ありますが、今回一緒にこのプロダクトを企画・開発したのは秋田県南端の湯沢市に位置する川連(かわつら)漆器。


家臣に命じて武具に漆を塗らせたのがはじまりと言われていますが、以降800年以上の歴史が受け継がれ、1976(昭和51)年には国の伝統的工芸品に指定されました。


伝統的技術とデザインを融合させ工芸品に革新的変化を与えた、漆器工房「利山」の伝統工芸士・佐藤 公さんとの出会いにより、今回のプロダクトを誕生させることができました。「利山」ではトチやブナなど、国内にある木を主に利用し、半年かけてフォルムをつくります。そこに国産の漆を約半年かけて十何層と塗り重ねていきます。何層も塗り重ねることで、丈夫さと艶が生まれます。


佐藤公さん 2000(平成12)年に経済産業省より「伝統工芸士」として認定を受け、国内にとどまらず、ドイツやイタリアの国際見本市にも長きに渡って出展。イタリアで活躍するデザイナーとのコラボ作品は『ELLE DECOR』など海外のインテリア雑誌でも多数取り上げられ、「ミラノサローネ」などヨーロッパを中心に海外で好評を得ています。


佐藤さんがさまざまな挑戦をする理由の1つは、年々少なくなっている川連漆器の工房や職人の仕事を守るため。Plannersはこの想いに共感し、また今は貴重なものになっている国産漆の文化を守るためにもとしては、漆器の普及に努めていきたいと思います。





SHIKI Kawatsura MARUWAN

暮らしに寄り添う100年ものの日々のうつわを

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ディレクター、クリエーター、コミュニケーターの顔を持つ、 「サステナブルラグジュアリー」な価値をつくるクリエイティブコミュニティ。 あらゆる組織、チームの人たちと、柔軟にプロジェクトを組み、価値をつくっていきます。

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