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【防災祭】1月開催「未来をつくるブレスト会議」レポート

2024年2月25日(日)に北千住マルイにて開催する予定の若者と企画をする防災イベントの企画会議を参加する学生団体と1月10日(水)にオンラインにて開催しました。 今回のテーマは、「防災を若者に広めるためのイベントアイデア」について。 若者と企画をする防災イベントを実施するにあたり、どんなコンテンツであれば多くの方に興味・関心を持ってご参加いただけるのか、また自分たちの学生団体で普段取り組んでいる社会課題と防災との関連をどのように出していくのか?を話し合いました。 今回のブレスト会議では、イベントを開催した経験のある学生団体の参加も多く、Z世代などの未来世代にイベントに参加してもらう際の工夫などためになることをたくさん聞くことができました。

未来をつくるブレスト会議とは

未来をつくるブレスト会議とは、社会課題の解決に向けて行動する人が集まるコミュニティ「Planners」が開催する企画会議です。

社会課題を自分ごととして捉え、メンバー同士で学びあいながら、サステナビリティプロジェクトのアイデアを出し合い、プロジェクト化を目指しています。

【開催概要】
・開催日時:1月10日 20:00-21:30
・開催場所:オンライン(Zoom)
・参加費:無料
・参加人数:11名(内、運営3名)
・参加資格:防災企画 参加学生団体
・運営団体:Planners

さまざまな学生団体が集まる防災ブレスト会議

まずは、参加メンバーの自己紹介からはじまりました。

今回企画会議には、防災企画を一緒に盛り上げていく学生団体6団体のメンバー計8名の方にご参加いただきました!(運営メンバーも合わせると合計11名)

*参加メンバー(敬称略・順不同)

・Genkai 玄海(@genkai.kamakura
・Youth Gender Studies( @youth_genderstudies
NAMIMATI( @namimati134
carutena @carutena
TOWA Youth@towa_youth_jp
・MGCloset (@mg_closet2023)

自己紹介のあとは、ブレスト会議をするための事前情報の共有として、防災についてPlannersで取り組んでいることや若者への防災の普及の現状に関する情報共有を行いました。

企業や学生団体同士での共創が生まれるイベントアイデア

自己紹介と事前共有が終わったら、いざブレスト会議!

今回は、初めに「多くの人に防災について興味を持ってもらう」ためのイベントアイデアを出し合いました。

各団体内にて事前にアイデアを出してきていただいたものを初めに発表いただいてから、それぞれのアイデアで課題だと思っていることやコラボレーションできそうなところなどを話し合いました。

ファッションの課題について取り組んでいる学生団体MGClosetでは、防災グッズを販売する企業とコラボし、おしゃれに身につける「防災ファッション」を提案するための展示案を考えているとのことですが、どんなグッズを実際に使用するのかはまだ検討段階でした。

そこで、防災について取り組んでいるGenkai 玄海にアイデアを伺ったところ、アウトドア×防災が注目されているとのことで、アウトドアウェアを防災に転用できることや、ヘルメットなど防災服を「着こなしてみた」という形でおしゃれにできないかというアイデアが出ました。

他にも、クリエイティブを通して社会課題を伝える取り組みをしているTOWA Youthからは、防災服を着こなすということであれば、PVのようにかっこよく撮影し、当日動画として流すのも良さそう!というアイデアも。

また、ジェンダー課題について取り組んでいるYouth Gender Studiesでは、災害時の女性の課題について着目し、女性用の防災ポーチを展示できないかとアイデアが出ました。

そこで、不要な服を活用した商品づくりをしているcarutenaとコラボをすることで、防災ポーチをつくるワークショップの開催も良いかもというアイデアに広がりました。

このように企業だけでなく、普段は違う分野で活動している学生団体同士での共創のアイデアも多く出ました。

たくさんの若者に関心を持ってもらうためのアイデア

次に、若者に関心を持ってもらう防災をテーマとしたイベントを開催するにあたり、どのようにして若者を巻き込んでいくのか?について話し合いました。

普段から学生を巻き込んだイベントを開催することも多いNAMIMATIでは、去年2月開催した際は600人近く集客できたそうです。その理由としては、インスタでおしゃれな写真と言葉でポスターを使って集客する、知名度ある人を呼ぶとその人のファンから広がっていったとのことが挙げられます。

今回のイベントでも、防災を英語を用いて表現をしたり、準備中の動画を完全には見せず、一部だけ見せることで、「参加したい!」と思ってもらえるようにリールで投稿など今の世代ならではのSNSを活用するアイデアが出ました。

イベントブースのアイデアでは、Genkai 玄海からは、防災専門じゃない団体もたくさん参加すると思うので、各団体の取り組みのを表に出し、ブースの隙間などに震災の写真などを展示することで、自然と目に入るようなイベントブースも良いのではないかという意見も出ました。

また、当日イベントの拡散のアイデアとしては、可愛くデコレーションをしたヘルメットなどを被って写真撮影ができるフォトブースの設置などのアイデアも。

普段、イベントを開催することも多い学生団体ならではの意見で、防災だけではなく、他のイベント開催の際でも参考になる事例ですね。

学生団体とつくりあげる防災イベントに注目!

このようにさまざまな社会課題に取り組む学生団体と企画を進めている防災イベントを2月25日(日)に北千住のマルイにて開催します。

備えを広めるためには、従来のような「備えなければ」というネガティブなコミュニケーションではなく、楽しみながら備えることができるような、「新しい防災のあり方」を広めていくことが必要だと感じています。

今回のイベントでは、産官学で連携をして「アタラシイ防災」を広めていくための第一歩として、より多くの方々を巻き込んでいきたいと考えております。

イベントの詳細が決まり次第、改めてお伝えします。

未来のプロジェクトがここから生まれる

今回は、2月25日(日)に開催するイベントのための具体的なコンテンツを考えるブレスト会議となりました。

普段は違う分野で取り組んでいる学生団体同士が共創して取り組むことができる、きっかけをつくることができたらと思っております。

今回の未来をつくるブレスト会議は、学生団体限定でしたが、今後もPlannersコミュニティ全体で開催していきます。

メンバーのみなさんとアイデアを出し合い、社会課題を解決していくためのプロジェクトを、ここから生んでいければと考えています。

興味のある方は、ぜひPlannersへご参加(無料)ください!

 

執筆:藤井

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